


GIVE BOX
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「お客様自身が自分で値段を決める」という他では出来ない体験。
GIVEBOXは、「お客様自身が値段を決める」という他では出来ない体験を通じて、納品された制作物に愛着を持ってもらうことをねらいとして誕生したサービスです。
このサービスはモモンガオンラインサロンの、「GIVEをかたちに。」つまり「より良いものを提供し、制作物に愛着を持ってもらいたい」という想いから生まれました。
あらかじめ見積もりを取らず、先に制作物を納品し価格設定はお客様にお任せするかたちです。
もちろん、「そんなサービスを始めて、制作物に見合っていない価格を設定されたらどうするの?」という意見もありました。
ですが、素晴らしい制作物を提供し、お客様に納得していただくのがクリエイターとして本来あるべき姿ではないでしょうか。
同時に、お客様は制作物に対してどのような評価をしてくださるのか?という社会実験的要素も含んだ取り組みです。

メンバーの協力があってこそ提供できるサービス
業界では制作物のクオリティに関係なく一律の価格設定というのが一般的ですが、その不公平感を軽減し、クオリティによって公正な価格を設定してもらうのがGIVEBOXの強みです。
制作物に価値を見出してもらうことでお客様とクリエイター双方にメリットがある仕組みになっています。
この仕組みは一般企業やフリーランスではなかなかできないサービスだと思います。いくら利益になるかわからないものにスタッフの時間と給料を費やせないからです。
それがGIVEBOXでできた理由は、デザイナー集団であるモモンガオンラインサロンの400名を超えるメンバーがクリエイターとして支えてくれている事業だからです。
現在、新型コロナウィルスの感染拡大により、多くの方が苦境に立たされています。そんな方々を「GIVEをかたちに。」で応援することがこのGIVEBOXでは可能だと考えます。

物理的なGIVEと気持ちのGIVE両方の掛け合わせを意識
GIVE BOXのロゴ制作のお話をいただいた時、最初に思いついたイメージがプレゼントボックスでした。
そのイメージを膨らませていくとGIVE BOXの「G」はプレゼントボックスを開けている様子に似ていると気づいたのです。
物理的なGIVE=プレゼントボックス、精神的なGIVE=「ハート」
その両方を使いたい思いがあったので、二つがうまく組み合わさるように考え、プレゼントボックスの四角形を斜めに角度を変えることでハートに近づけました。
また、色はハート=心臓から発想を得て、動脈と静脈を意識させるグラデーションにしました。ピンクと紫でおしゃれ感も出しつつ、モダンなテイストにまとめています。
タイプロゴはモモンガオンラインサロンから生まれたサービスなので共通点を持たせ、モモンガビレッジのロゴモチーフをタイプロゴの「O」の部分にあしらいました。